言語定義ファイル

言語定義ファイルは国際言語モジュールの基本になるファイルで、言語に付けられている名称やモジュールのファイル構成など、言語全般について定義しています。 INIファイルの書式に準じたテキストファイルで、次の2つのセクションで構成されています。

Informationセクション

このセクションには、定義ファイルのファイル情報を記述します。 INIファイルの書式で記述します。 項目と、記述する値は以下のとおりです。

Purpose	ファイルの使用目的を記述します。 言語定義ファイルでは必ず FlipCal Version 1.0 Language Definition File にしてください。
Language	この言語定義ファイルを使用する言語の名前を記述してください。
Codepage	このファイルのコードページを記述してください。

Languageセクション

このセクションには、言語の定義情報を記述します。 INIファイルの書式で記述します。 項目と、記述する値は以下のとおりです。

Language	言語の名前を記述してください。 この名前はFlipCalの設定ダイアログの言語コンボボックスの一覧に表示されます。 全ての言語バージョンで可読にするために、7bit ASCIIで記述することをお勧めします。
Codepage	言語が使用するデフォルトのコードページを記述してください。
LangID	言語の言語識別子を記述してください。 値は、WIN32 APIのLANGIDを10進数で記述します。 FlipCalは最初の起動時に、Windowsの言語識別子と言語定義ファイルのLangID項目の値を比較して、適切な言語定義ファイルを選択します。 Windowsがサポートする言語や言語識別子の詳細はWIN32 SDKに譲りますが、例えば、次のような値を記述します。 言語 言語識別子 英語（アメリカ） 1033 (0x0409) 英語（イギリス） 2057 (0x0809) フランス語 1036 (0x040C) ドイツ語 1031 (0x0407) 中国語（繁体字） 1028 (0x0404) 中国語（簡体字） 2052 (0x0804) 韓国語 1042 (0x0412) 日本語 1041 (0x0411)
DialogFontName	FlipCalの設定ダイアログで使用するフォント名を記述してください。
DialogFontSize	FlipCalの設定ダイアログで使用するフォントのサイズを記述してください。
HelpFileName	言語で使用するオンライン・ヘルプ・ファイルを指定します。FlipCalは実行ファイルと同じフォルダ内からこのファイルを探します。
UnitFileName	言語で使用する単位定義ファイルを指定します。 FlipCalは実行ファイルと同じフォルダ内からこのファイルを探します。
MessageFileName	言語で使用するメッセージ定義ファイルを指定します。 FlipCalは実行ファイルと同じフォルダ内からこのファイルを探します。
Comment	言語に対するコメントを記述します。 この名前はFlipCalの設定ダイアログの言語コンボボックスにコメントとして表示されます。